第13回日本鉄道技術協会坂田記念賞の表彰者が決定しました。
この賞は、毎年1月から12月までにJREA誌、Japanese Railway Engineering(英文誌)、会誌サイバネティクス、鉄道サイバネ・シンポジウム論文集に掲載された記事の中から、特に優秀な論文を表彰するものです。
今回は、2020年分について、3月に日本鉄道技術協会坂田記念賞選考委員会を開催し、新規性・先進性、論理性、表現力、実用性、社会的重要性等の審査基準に基づき選考したのち、同月開催の第3回理事会の審議の結果、次のとおり、最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定しました。
なお、6月2日(水)に開催される2021年度定時社員総会の後に行います。なお今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、変更なる場合がありますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
最優秀賞
『線路設備モニタリングシステムの導入』
(JREA2020年3月号)
東日本旅客鉄道株式会社鉄道事業本部設備部副課長 渡邊 綾介 氏
優秀賞
『ハイブリッド車両(燃料電池)試験車両の開発』
(JREA2020年1月号)
東日本旅客鉄道株式会社JR東日本研究開発センター環境技術研究所主幹研究員 飯田 隆幸 氏
優秀賞
『携帯電話回線を利用した列車制御システム(ATP閉そくシステム)の開発』
(JREA2020年3月号)
株式会社京三製作所信号事業部統括技術部テクニカルチーフ 神宮 雅昭 氏
株式会社京三製作所信号事業部統括技術部主任 山田 麻香 氏
優秀賞
『列車巡視支援システムの導入』
(第57回鉄道サイバネ・シンポジウム論文集)
九州旅客鉄道株式会社鉄道事業本部施設部保線課課長代理 猿木 雄三 氏
優秀賞
『転てつ機の予防保全手法の確立―更なる状態監視保全の精度向上―』
(第57回鉄道サイバネ・シンポジウム論文集)
東海旅客鉄道株式会社新幹線鉄道事業本部東京統括電気所電気技術係 大城 雅巧 氏
東海旅客鉄道株式会社新幹線鉄道事業本部東京統括電気所電気技術係 山内 健治 氏
東海旅客鉄道株式会社建設工事部電気工事課主任 居波 哲 氏
東海旅客鉄道株式会社新幹線鉄道事業本部電気部信号通信課主任 金井 友宏 氏
(注)受賞者の所属・役職名は論文発表当時のもの