第14回日本鉄道技術協会坂田記念賞受賞者の発表

 第14回日本鉄道技術協会坂田記念賞の表彰者が決定しました。

 この賞は、毎年1月から12月までにJREA誌、Japanese Railway Engineering(英文誌)、会誌サイバネティクス、鉄道サイバネ・シンポジウム論文集に掲載された記事の中から、特に優秀な論文を表彰するものです。

 今回は、2021年分について、3月に日本鉄道技術協会坂田記念賞選考委員会を開催し、新規性・先進性、論理性、表現力、実用性、社会的重要性等の審査基準に基づき選考したのち、同月開催の第4回理事会の審議の結果、次のとおり、最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定しました。

 表彰式は、6月2日(木)に開催される2022年度定時社員総会の後に行います。今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、表彰式の日時等は変更になる場合がありますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

最優秀賞

 『JR東日本の建設工事におけるICT技術を活用した生産性向上の取り組み』
                                          (JREA2021年1月号)
   東日本旅客鉄道株式会社建設工事部技術戦略グループ付勤務               竹之下智行 氏
   東日本旅客鉄道株式会社建設工事部技術戦略グループ副課長               井口 重信 氏
   東日本旅客鉄道株式会社建設工事部技術戦略グループ課長                高津  徹 氏

 

優秀賞

 『公衆無線とGNSSによる無線式踏切・特発制御システムの開発』
                                          (JREA2021年4月号)
   東日本旅客鉄道株式会社東京電気システム開発工事事務所主席              雨宮 雅和 氏
   東日本旅客鉄道株式会社東京電気システム開発工事事務所課員              山中  淳 氏
   東日本旅客鉄道株式会社東京電気システム開発工事事務所副課長             立花 寛也 氏
   東日本旅客鉄道株式会社電気ネットワーク部課員                    柳井香史朗 氏

 

優秀賞

 『デプスカメラと人工知能(AI)を用いた列車混雑計測システムの開発』
                                          (JREA2021年8月号)
   東京地下鉄株式会社鉄道本部運転部輸送課課長補佐                   足立 茂章 氏
   東京地下鉄株式会社鉄道本部運転部輸送課主任                     吉野 秀行 氏

 

優秀賞

 『Overhead Contact Line Inspection using N700S Commercial Rolling Stock』
 (N700S営業車による架線検測)

                               (Japanese Railway Engineering No. 213)
   東海旅客鉄道株式会社
    総合技術本部技術開発部メンテナンスイノベーション3Gグループリーダー         加藤 直文 氏
   東海旅客鉄道株式会社新幹線鉄道事業本部電気部電力課担当課長
    (現 総合技術本部技術開発部電力技術Gグループリーダー)              寺田 泰隆 氏

 

優秀賞

 『画像解析による異常状態検知の実用化
   ―AIを用いた踏切画像解析による異常状態検知の実用化に向けた実証実験―』

                               (第58回鉄道サイバネ・シンポジウム論文集)
   小田急電鉄株式会社交通サービス事業本部電気部課長代理                西嶋 祐俊 氏
   小田急電鉄株式会社交通サービス事業本部電気部秦野電気システム管理所副電気検査長   磯谷雄太郎 氏
   小田急電鉄株式会社交通サービス事業本部電気部技術員                 三春 貴寛 氏
   ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
    ノキアエンタプライズ事業本部シニアソリューションズアーキテクト          呉屋 博人 氏

 

特別賞

 『テキサス高速鉄道RPA(FRA安全基準)』
                                          (JREA2021年2月号)
   東海旅客鉄道株式会社
    総合技術本部技術企画部海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室担当部長         南  智之 氏

(注)受賞者の所属・役職名は論文発表当時のもの