中部支部
2024年度中部支部定期総会を開催
8月23日(金)、2024年度中部支部定期総会を名古屋市内のTKP名鉄名古屋駅カンファレンスセンターにて開催しました。国土交通省中部運輸局鉄道部から田木一也次長、JREA本部から林会長、眞保専務理事を来賓に迎え、31名の会員(委任状1,073)が出席しました。
大石副支部長の挨拶に続き、来賓の田木次長、林会長のご挨拶をいただいた後、大石副支部長を議長として開会しました。2023年度の事業報告、収支決算報告、会計監査報告につづき、2024年度の事業計画(案)、収支予算(案)が提議され、各議案とも拍手で承認されました。また、坂上支部長の異動に伴う本部理事会による森川新支部長の選任報告と理事、監事の選任および再任が承認され、幹事については支部長より指名報告がなされました。
総会後の講演会では、「多様な人材と共に生きる」と題して株式会社cocokara代表取締役社長・女子硬式野球社会人クラブチーム『東海NEXUS』監督兼球団代表の碇穂氏よりご講演をいただきました。講演では、ご自身がトランスジェンダーとして苦慮された経験をはじめとし、LGBTQや女性活躍に対し、多様な人材と共に生きていく取り組みについてご紹介していただきました。また、過去にJR貨物に所属した際に、『プロアスリートの世界で生きてきた経験を鉄道業界の安全に繋げる』べく、スポーツを通じて楽しみながら安全意識を高めることに取り組んできた点など、大変興味深い講演をいただきました。なお、講演会の聴講者は56名でした。講演会終了後、森川新支部長の乾杯の発声により会員懇親会を開催し、講演者、来賓、会員相互の親交を深めました。
写真1.大石副支部長挨拶 | 写真2.中部運輸局田木次長の祝辞 | 写真3.林会長挨拶 |
写真4.森川新支部長挨拶 | 写真5.講演会の碇氏 |
(中部支部事務局)
2023年度JREA中部支部講演会を開催
中部支部では、2024(令和6)年2月15日(木)TKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前にて、講演会を開催しました。国土交通省中部運輸局鉄道部から田木次長をご来賓としてお迎えし、52名の方が出席いたしました。
冒頭の坂上支部長の挨拶および田木次長のご挨拶に続き、中部支部トピックスとして名古屋鉄道株式会社建設課長の井上様より「名古屋鉄道が実施している鉄道高架化及び新駅設置事業」と題して、知立駅付近での連続立体交差事業や河和線の新駅「加木屋中ノ池駅」設置事業などについて紹介いただきました。周辺環境や施工条件等を踏まえた構造設計や、列車の営業運転と並行させた上での施工方法・手順など、事業を進めていくために必要な技術的要素について詳細に解説いただきました。
講演では、東京大学副学長・大学院新領域創成科学研究科教授の出口様より「人間中心の超スマート社会“Society5.0”の考え方とこれからのスマートシティに向けて」と題し、目指すべき未来社会の姿であるSociety5.0の考え方に基づくスマートシティに関する解説や、国内外でのスマートシティの事例について紹介いただきました。スマートシティによりもたらされる価値や、スマートシティを担うにあたり必要な人材や組織についての理解を深め、将来の社会課題の解決に対して必要な技術や役割について考える有意義な機会となりました。
中部運輸局田木次長 ご挨拶 | 中部支部トピックス紹介(井上様) | 講演会(出口様) |
(中部支部事務局)
2023年度JREA中部支部講演会を開催
中部支部では、2024(令和6)年2月15日(木)TKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前にて、講演会を開催しました。国土交通省中部運輸局鉄道部から田木次長をご来賓としてお迎えし、52名の方が出席いたしました。
冒頭の坂上支部長の挨拶および田木次長のご挨拶に続き、中部支部トピックスとして名古屋鉄道株式会社建設課長の井上様より「名古屋鉄道が実施している鉄道高架化及び新駅設置事業」と題して、知立駅付近での連続立体交差事業や河和線の新駅「加木屋中ノ池駅」設置事業などについて紹介いただきました。周辺環境や施工条件等を踏まえた構造設計や、列車の営業運転と並行させた上での施工方法・手順など、事業を進めていくために必要な技術的要素について詳細に解説いただきました。
講演では、東京大学副学長・大学院新領域創成科学研究科教授の出口様より「人間中心の超スマート社会“Society5.0”の考え方とこれからのスマートシティに向けて」と題し、目指すべき未来社会の姿であるSociety5.0の考え方に基づくスマートシティに関する解説や、国内外でのスマートシティの事例について紹介いただきました。スマートシティによりもたらされる価値や、スマートシティを担うにあたり必要な人材や組織についての理解を深め、将来の社会課題の解決に対して必要な技術や役割について考える有意義な機会となりました。
中部運輸局田木次長 ご挨拶 | 中部支部トピックス紹介(井上様) | 講演会(出口様) |
(中部支部事務局)
2023年度中部支部見学会報告
中部支部では2024年1月15日(月)にNPO法人FRM様 貨物鉄道博物館、近畿日本鉄道株式会社様「忘れてはならない資料館」の見学会を実施しました。
日本の貨物鉄道輸送は、1873(明治6)年9月15日に旅客と同じ新橋~横浜駅間で貨物列車の運行が開始され、本年度貨物鉄道輸送150年を迎えました。
貨物鉄道博物館は日本で唯一、貨物鉄道を対象としている博物館で、NPO法人FRM様のご厚意により、通常月1回の開館のところ、今回特別に見学会に合わせて開館していただきました。「シキ160」など4両の国立科学博物館「重要科学技術史資料」(未来技術遺産)登録車輌をはじめ、現存する最古級の貴重な車輌の見学をいたしました。
また、近畿日本鉄道株式会社様のご厚意により、普段は入ることができない「忘れてはならない資料館」にて、過去に発生した事故・故障等に関する資料を見学させて頂き、あらためて、事故・故障防止の重要性を実感いたしました。
ご対応いただいたNPO法人FRM、近畿日本鉄道株式会社の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。今回は他支部の会員も含め26名が見学会に参加いただきました。
参加者記念撮影(貨物鉄道博物館) | 見学風景(貨物鉄道博物館) | 「忘れてはならない資料館」見学後集合 写真(近鉄名張駅 江戸川乱歩銅像前) |
(中部支部事務局)
2023年度中部支部定期総会を開催
去る9月4日(月)、2023年度中部支部定期総会を名古屋市内のTKPガーデンシティPREMIUM名古屋ルーセントタワーで4年ぶりに規模を縮小せず対面式にて開催いたしました。国土交通省中部運輸局鉄道部から小島増美鉄道部長、田木一也次長、山田豊技術・防災課長、JREA本部から林会長、眞保専務理事を来賓としてお迎えし、33名の会員(委任状1,292)が出席いたしました。
冒頭の坂上支部長の挨拶に続き、来賓の小島部長、林会長のご挨拶をいただいた後、坂上支部長を議長として開会しました。2022年度の事業報告、収支決算報告、会計監査報告につづき、2023年度の事業計画(案)、収支予算(案)が提議され、各議案とも拍手で承認されました。また、今年は役員の改選期にあたり、本部理事会による坂上支部長の再任報告と理事、監事の選任及び再任が承認され、幹事は支部長の指名報告がなされました。
総会後の講演会では、「スバルが生んだアイサイトの秘密 そして、60歳からの挑戦」と題して株式会社SUBARU技術本部技監の樋渡穣氏よりご講演賜りました。講演では、アイサイトの開発をはじめスバルが目指す究極の目標である「自動車事故をゼロにすること」に向けた取組みについてご紹介いただいたほか、60歳を迎えてからも、仮想空間上において試験・評価できる環境を自らの手で構築し、開発時のリスク排除に取組まれるなど、今後の車の大変革に向けたデジタルツインの試みについてもご紹介いただきました。お客様へ安全・安心を提供することについて妥協なく取り組まれている点は、鉄道事業にも通じるものがあり、大変興味深く聴講させていただきました。なお、講演会の聴講者は76名でした。
講演会終了後、坂上支部長の乾杯のご発声により会員懇親会を開催し、講演者、来賓、会員相互の親交を深めました。
写真1.坂上支部長挨拶 | 写真2.中部運輸局 小島部長の祝辞 |
写真3.林会長挨拶 | 写真4.講演会 樋渡氏 |
(中部支部事務局)
2022年度 JREA中部支部 講演会を開催
中部支部では、2023(令和5)年3月6日(月)JRゲートタワーカンファレンスにて、国土交通省中部運輸局よりご来賓をお招きし、3年ぶりとなる講演会を開催しました。冒頭、坂上支部長の挨拶に続き、中部支部トピックスとして東海旅客鉄道株式会社 車両課長 中村様より「JR東海特急車両「HC85系」営業投入後の状況」と題して、HC85系ハイブリッドシステムにおける新技術のほか、車両品質向上の取組み、営業投入後の成果などについてご紹介いただきました。
講演では、大阪大学大学院経済学研究科 教授 松村様より「仕掛けで人を動かす」と題し、仕掛けによって自然に目的の行動へ誘発するポイントについて、普段私達が目にする注意喚起の看板やこれまで取り組まれた企業とのコラボ企画を例にご紹介いただきました。お金や時間を費やさなくても、人間の行動心理を理解していれば、ちょっとしたことで人間の行動は変えられることを認識でき、大変有意義な講演となりました。なお、聴講者は69名でした。
写真1.挨拶 坂上支部長 | 写真2.トピックス紹介 中村氏 | 写真3.講演会 松村氏 |
(中部支部事務局)
2022年度中部支部見学会報告
中部支部では2022年12月22日(木)に名古屋市交通局藤が丘工場および東海旅客鉄道株式会社リニア・鉄道館の見学会を実施しました。
大正11年8月1日に市電の運行を開始した名古屋市交通局は、今年市営交通100年を迎えており、藤が丘工場では地下鉄東山線で運行している車両の整備等を担当されています。
見学会では、名古屋市営地下鉄および藤が丘工場の概要説明後、新型車両『N1000形』の全般検査の様子を丁寧に解説して頂けただけでなく、運転士や車掌の訓練で使用されているシミュレーターも体験させて頂き、安全運行への取り組みを感じる事ができました。
また、リニア・鉄道館では、東海道新幹線や在来線、超電導リニアまでの車両展示を見学したほか、鉄道開業から現在の東海道新幹線に至るまでの150周年の歴史を紹介した特別展等を見学しました。その中でも、0系・100系新幹線車両の食堂車や在来線特急車両であるキハ181系等の展示を眺め、乗車した当時の記憶を懐かしむ声も参加者から聞こえてきました。ご対応いただいた名古屋市交通局、リニア・鉄道館の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。参加人数は13名。
藤が丘工場 検査工程説明 | 藤が丘工場 検査状況 |
シミュレーター体験(運転士) | シミュレーター体験(車掌) |
リニア・鉄道館 館内案内 | 参加者記念撮影(リニア・鉄道館) |
(中部支部事務局)
2019年度 JREA中部支部 第2回講演会を開催
中部支部では、2020年2月6日(木)に名古屋マリオットアソシアホテルにて今年度2回目の講演会を開催いたしました。冒頭、岡嶋支部長の挨拶に続き、近畿日本鉄道株式会社の岡村様より「近年の主なトピックスについて」のご紹介がありました。
講演では、労働政策研究・研修機構 人材育成研究部門 主任研究員の藤本 真 様より、「労働力不足に立ち向かう ~人が定着して活躍する職場とは~」と題し、“ものづくり企業における技能継承の現状と課題”、“人手不足の深刻化に伴う採用・定着の取組み・悩み”、“従業員の定着と「働きがい」・「働きやすさ」”、“中小企業の教育訓練”などをテーマに様々なデータをご紹介いただきました。人のやりがいや自主性を如何に育てていくか、鉄道業界の労働に関する構造的な問題にどのような対処が必要か、などについて、課題や対処方法を改めて確認でき、また、新たな気付きも得られた機会となりました。JREAならではの分野を越えた情報を共有できた有意義な講演となりました。なお、聴講者は68名でした。
写真1.挨拶 岡嶋支部長 | 写真2.トピックス紹介 岡村氏 | 写真3.講演会 藤本氏 |
(中部支部事務局)
2019年度JREA中部支部見学会報告
中部支部では2019年12月9日(月)に中部国際空港内の「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームズ)の見学会を実施しました。
フライト・オブ・ドリームズはボーイング787の初号機の展示をメインにした飛行機テーマパークであり、ボーイング社の工場があるシアトルをテーマにした商業施設も併設されています。
場内では下から見上げるボーイング787の機体、エンジン、タイヤなどは大迫力であり、またコックピットは間近で見学することができます。他にもボーイングファクトリーでは製造工程を体感できたり、プロジェクションマッピングを楽しむことができたりと、鉄道とは異なる技術分野に触れられただけでなく、さまざまな面で有意義な見学会となりました。参加者数は18名でした。
ボーイング787初号機 | コックピット(機長席にはサンタクロース) |
(中部支部事務局)
2019年度中部支部定期総会を開催
去る8月19日(月)、2019年度中部支部定期総会を名古屋市内のホテルサンルートプラザ名古屋で、国土交通省中部運輸局鉄道部から田中範明鉄道部長、前田明均技術課長、JREA本部から三沢専務理事を来賓としてお迎えし、47名の会員出席(委任状798)のもと開催いたしました。
冒頭の岡嶋支部長の挨拶に続き、来賓の田中部長、三沢専務理事のご挨拶をいただいた後、岡嶋支部長を議長として開会しました。平成30年度の事業報告、収支決算報告、会計監査報告につづき、2019年度の事業計画(案)、収支予算(案)が提議され、各議案とも拍手で承認されました。また、今年は役員の改選期にあたり、本部理事会による岡嶋支部長の再任報告と理事、監事の選任及び再任が承認され、幹事は支部長の指名報告がなされました。
総会後の講演会では、「変革に挑戦し続ける100年企業」と題してブラザー工業株式会社代表取締役会長の小池利和氏よりご講演をいただきました。講演では、ブラザーの概要や、中期戦略、新規事業戦略、小池会長のこれまでのご経験や取り組みなど、多岐にわたる内容をご紹介いただきました。ビジネスは「運」であり、運を引き寄せるには成功の確率を引き上げる努力を続けるというお考えとその実践など、大変勉強になる多くのご指導をいただきました。また、「ビジネスに求められる要件は常に変化してきており、これに対応すべく変革を続けなければならない」とのメッセージは、我々の業務においても相通ずることを深く認識いたしました。講演会の傍聴者は78名でした。
講演会終了後、岡嶋支部長の乾杯のご発声により恒例の会員懇親会を開催し、講演者、来賓にもご参加いただき、会員相互の親交を深めました。
写真1.岡嶋支部長挨拶 | 写真2.中部運輸局 田中鉄道部長 | 写真3.三沢専務理事 |
写真4.総会の様子 | 写真5.ブラザー工業株式会社 小池会長 |
写真6.講演会の様子 |
(中部支部事務局)
2018年度 JREA中部支部第2回講演会報告
中部支部では、2019年3月25日(月)名古屋市内の安保ホールにて講演会を開催いたしました。冒頭、岡嶋支部長の挨拶に続き、中部支部のトピックスとして名古屋鉄道株式会社 高橋課長より「名古屋鉄道株式会社の最近の取り組み」のご紹介がありました。
講演では、首都高速道路株式会社 執行役員 土橋 浩 様より、「先端技術を活用した道路構造物の維持管理と鉄道への適用」と題し、インフラの高齢化と人材(技術者)の減少が見込まれるなか適時・適切な補修、補強を可能とする、GISと3次元点群データを活用した道路・構造物維持管理支援システムについてご紹介頂きました。現地調査、図面、変状検出機能等の業務の大幅な効率化を実現した本システムの鉄道事業への適用の可能性や、適用にあたっての課題等についてもご提案頂き、聴講者にとって、技術的な理解や興味を深め、今後のメンテナンス等のあり方について深く考える機会となりました。JREAならではの分野を越えた情報を共有できた有意義な講演となりました。なお、聴講者は75名でした。
岡嶋支部長 | 高橋氏(名古屋鉄道株式会社) | 土橋氏(首都高速道路株式会社) |
(中部支部事務局)
平成30年度JREA中部支部見学会報告
中部支部では2018年12月6日(木)に近畿日本鉄道株式会社富吉車庫にて「しまかぜ」の見学会を実施しました。
50000系電車「しまかぜ」は「乗ること自体が楽しみ」となる鉄道の旅を提供することを目指した観光特急です。2013年伊勢神宮の式年遷宮に合わせて営業を開始し、大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅から伊勢志摩の賢島駅までの上質なくつろぎにあふれた鉄道の旅を提供しています。
見学会では、富吉車庫および「しまかぜ」の概要説明の後、「しまかぜ」の車内に乗り込んで見学しました。6枚ガラスで構成されるスタイリッシュな前面形状、本革による上質なシート、大きな窓を有するサロン席や個室、開放的なカフェなどに一同感嘆し、ワクワクする鉄道の旅を想像しました。車内でも丁寧なご説明をしていただき、大変有意義な見学会となりました。ご対応いただいた近畿日本鉄道株式会社の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。参加者数は17名でした。
富吉車庫および「しまかぜ」のご説明 | 車内見学 |
2階建てのカフェ(1階部分) | 参加者による記念撮影 |
(中部支部事務局)
平成30年度中部支部定期総会を開催
去る8月22日(水)、平成30年度中部支部定期総会を名古屋市内のホテルサンルートプラザ名古屋で、国土交通省中部運輸局鉄道部から菅原孝男鉄道部長、城山浩技術課長、JREA本部から秋田会長、三沢専務理事を来賓としてお迎えし、44名の会員出席(委任状664)のもと開催いたしました。
冒頭の大竹支部長の挨拶に続き、来賓の菅原部長、秋田会長のご挨拶をいただいた後、大竹支部長を議長として開会しました。平成29年度の事業報告、収支決算報告、会計監査報告につづき、平成30年度の事業計画、収支予算が報告され、各議案とも拍手で承認されました。また、大竹支部長が今総会にて退任されることを受けて、次期新支部長としてJR東海の岡嶋達也新支部長が選任されました。
総会後の講演会では、「世界に誇れる日本の技術~宇宙開発、新幹線~」と題して国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部門事業推進部長の上森規光氏よりご講演いただきました。講演内容は、JAXAの主な活動紹介、有人宇宙活動の取組み状況など、日常触れることの少ない宇宙開発の取組みを興味深く拝聴しました。また、JAXA有人宇宙活動の安全技術とその応用例をご説明いただき、許容できないリスクに対しては、3つの安全制御を基本とすること、検証が重要であることなどについてご指導をいただきました。さらに、「鉄道と宇宙ステーションの安全管理比較」を紹介いただき、宇宙事業におけるリスク排除の取組みは、我々の業務に相通ずることを認識いたしました。講演会の傍聴者は81名でした。
講演会終了後、岡嶋新支部長の乾杯のご発声により恒例の会員懇親会を開催し、講演者、来賓、会員相互の親交を深めました。
写真1.大竹支部長挨拶 | 写真2.中部運輸局 菅原部長の祝辞 | 写真3.秋田会長挨拶 |
写真4.岡嶋新支部長挨拶 | 写真5.講演会の上森(JAXA)事業推進部長 | 写真6.懇親会の様子 |
(中部支部事務局)
平成29年度JREA中部支部講演会報告
中部支部では、去る2018年3月7日(水)名古屋市内の安保ホールにて下記の講演会を開催しました。
講演1 演題 「TRAIN SUITE 四季島の技術と営業戦略」
講師 照井 英之 氏(東日本旅客鉄道株式会社)
講演では、広範囲なエリアで運行する四季島の特徴的な技術や新機軸と、旅のコンセプトワードを「深遊探訪(しんゆうたんぼう)」として展開する営業戦略を紹介して頂きました。
講演2 演題 「IoTがもたらす付加価値と5G時代に向けた挑戦」
講師 谷 直樹 氏(株式会社NTTドコモ)
講演では、IoTの最新動向や進化するネットワークとサービスの融合により新たな価値創造の拡大を目指す、NTTドコモの取組みについて紹介して頂きました。
2つの講演とも鉄道技術に関する知識、鉄道技術者の技術向上に相応しい内容であり、各講師からは、物事を進めるうえで重要なコンセプト、目標達成するためのアプローチ、目標達成の喜びなど熱いメッセージを頂きとても有意義な講演となりました。
聴講者は57名でした。
講演中の照井氏 | 講演中の谷氏 |
(中部支部事務局)
過去データ一覧
実施日 | 種別 | タイトル | 名前 |
---|---|---|---|
2024.11.06 | 見学会 | ||
2024.08.23 | 総会・講演会 | 「多様な人材と共に生きる」 | 碇 穂 |
2024.02.15 | 講演会 | ・トピックス 「名古屋鉄道が実施している鉄道高架化及び新駅設置事業」 ・講演会 「人間中心の超スマート社会“Society5.0”の考え方とこれからのスマートシティに向けて」 |
井上 敏男 出口 敦 |
2024.01.15 | 見学会 | ||
2023.09.04 | 総会・講演会 | 「スバルが生んだアイサイトの秘密 そして、60歳からの挑戦」 | 樋渡 穣 |
2023.03.06 | 講演会 | ・トピックス 「JR東海特急車両「HC85系」営業投入後の状況」 ・講演会 「仕掛けで人を動かす」 |
中村 修二 松村 真宏 |
2022.12.22 | 見学会 | ||
2022.09.15 | 総会 | (書面による決議) | |
2022.03.15 | JREA中部ニュース 令和3年度臨時号を発行 | ||
2021.09.17 | 総会 | (書面による決議) | |
2021.03 | JREA中部ニュース 臨時号を発行 | ||
2020.08.25 | 総会 | ||
2020.02.06 | 講演会 | 「労働力不足に立ち向かう ~人が定着して活躍する職場とは」 | 藤本 真 |
2019.12.09 | 見学会 | ||
2019.08.19 | 総会・講演会 | 「変革に挑戦し続ける100年企業」 | 小池 利和 |
2019.03.25 | 講演会 | トピックス 「先端技術を活用した道路構造物の維持管理と鉄道への適用」 |
土橋 浩 |
2018.12.06 | 見学会 | ||
2018.08.22 | 総会・講演会 | 「世界に誇れる日本の技術―宇宙開発―」 | 上森 規光 |
2018.03.07 | 講演会 講演会 |
トピックス 「TRAIN SUITE 四季島の技術と営業戦略」 「IoTがもたらす付加価値と5G時代に向けた挑戦」 |
照井 英之 谷 直樹 |
2017.11.17 | 見学会 | ||
2017.08.23 | 総会・講演会 | 「我が国及び諸外国の防災の取組みと最新の防災技術」 | 林 春男 |
2017.03.15 | 講演会 | 「人工知能が大学入試を突破する時代、人は何をすべきか?」 | 新井 紀子 |
2016.12.05 | 見学会 | ||
2016.08.24 | 総会・講演会 | 「航空機データのモニタリング/分析による効果的な故障予測および予防整備」 | 松田 淳也 長谷川 晃 長谷川 将 谷川 亨 |
2016.02.18 | 講演会 | 「英国の最新鉄道事情 民営化後22年」 | 今城 光英 |
2016.01.10 | JREA中部ニュース(NO.116)発行 | ||
2015.12.01 | 見学会 | ||
2015.08.28 | 総会・講演会 | 「世界の高速鉄道の現況」 | 秋山 芳弘 |
2015.02.27 | 講演会 | 「リニア中央新幹線について」 | 岩田 眞 |
2015.01.10 | JREA中部ニュース(NO.115)発行 | ||
2014.12.16 | 見学会 | ||
2014.08.22 | 総会・講演会 | 「東海道新幹線開業の頃」 | 久保 敏 |
2014.02.28 | 講演会 | 「燃料電池自動車の開発意義と2015年普及開始に向けた取組」 | 三谷 和久 |
2014.01.10 | JREA中部ニュース(NO.114)発行 | ||
2013.11.15 | 見学会 | ||
2013.08.21 | 総会・講演会 | 「中国高速鉄道の現状」 | 渡邉 朝紀 |
2013.03.07 | 見学会 | ||
2013.01.10 | JREA中部ニュース(NO.113)発行 | ||
2012.12.13 | 見学会 | ||
2012.11.08 | 講演会 | 「我が国のロケット開発とその将来」 | 青木 宏 |
2012.07.13 | 総会・講演会 | 「インドの鉄道事情」 | 佐藤 芳彦 |
2012.03.16 | 講演会 | 「リニア中央新幹線建設計画の概要」 | 白國 紀行 |
2012.01.10 | JREA中部ニュース(NO.112)発行 | ||
2011.11.08 | 見学会 | ||
2011.07.15 | 総会・講演会 | 「ベトナムの鉄道事情」 | 竹村 喜市 |
2011.03.02 | 見学会 | ||
2011.01.10 | JREA中部ニュース(NO.111)発行 | ||
2010.12.07 | 見学会 | ||
2010.11.17 | 講演会 | 「チベット(青蔵)鉄道と中国社会」 | 小堀 雄三 |
2010.07.23 | 総会・講演会 | 「交通バリアフリーの現状と将来」 | 利光 国高 |
2010.02.19 | 見学会 | ||
2010.01.01 | JREA中部ニュース(NO.110)発行 | ||
2009.12.08 | 見学会 | ||
2009.07.17 | 総会・講演会 | 「日立の海外鉄道事業の概要」 -UK鉄道市場への挑戦- |
光冨 眞哉 |
2009.03.12 | 見学会 | ||
2009.01.10 | JREA中部ニュース(NO.109)発行 | ||
2008.07.31 | 総会・講演会 | 「都市交通システムの管理、安全性に関する国際規格に関して」 | 水間 毅 |
2008.02.29 | 見学会 | ||
2008.01.24 | JREA中部ニュース(NO.108)発行 | ||
2007.07.11 | 総会・講演会 | 「台湾高速鉄道の経緯と現状」 | 木俣 政孝 |
2007.03.23 | 見学会 | ||
2007.02.01 | JREA中部ニュース(NO.107)発行 | ||
2006.07.04 | 総会・講演会 | 「鉄道車両におけるパワーエレクトロニクスの発展と今後の展望」 | 石川 栄 |
2006.03.10 | 見学会 | ||
2006.02.01 | JREA中部ニュース(NO.106)発行 | ||
2005.08.03 | 総会・講演会 | 「N700系量産先行試作車の概要」 | 田中 守 |
2004.03.12 | 見学会 | ||
2004.02.01 | JREA中部ニュース(NO.105)発行 | ||
2003.07.31 | 総会・講演会 | 「新たな時代へ飛躍する東海道新幹線」 -全列車270㎞/h運転と品川駅開業- |
渡邉 髙峯 |
2003.02.28 | 見学会 | ||
2003.01.01 | JREA中部ニュース(NO.104)発行 | ||
2002.07.18 | 総会・講演会 | 「これからの鉄道技術」 | 副島 廣海 |
2002.02.22 | 見学会 | ||
2002.01.01 | JREA中部ニュース(NO.103)発行 | ||
2001.08.30 | 総会・講演会 | 「電波の人体実験と安全性」 ~電波を考える、電波の安全性を理解していただくために~ |
藤原 修 |
2000.08.10 | 見学会 | ||
2000.08.31 | 総会・講演会 | 「国土のリノベーションと交通」 | 中村 英夫 |
1998.11.26 | 見学会 | ||
1998.11.01 | JREA中部ニュース(NO.101)発行 | ||
1998.07.14 | 総会・講演会 | 「材料技術の行方」 | 柳田 博明 |
1998.07.14 | ビデオ上映 | 「地域とともに未来をつくる中部国際空港」-2005年開港をめざして- 「時速550キロへの道のり」 |
|
1998.03.01 | JREA中部ニュース(NO.100)発行 | ||
1997.10.15~ 1997.10.16 |
見学会 | ||
1997.10.01 | JREA中部ニュース(NO.99)発行 | ||
1997.07.10 | 総会・講演会 | 「動物たちが私に教えてくれたこと」 | 浅井 健 |
1997.07.10 | ビデオ上映 | 「知られざる高速道路技術」 | |
1997.03.01 | JREA中部ニュース(NO.98)発行 | ||
1996.10.17 | 見学会 | ||
1996.09.01 | JREA中部ニュース(NO.97)発行 | ||
1996.07.09 | 総会・講演会 | 「これからの鉄道とデザインの役割」 | 木村 一男 |
1996.07.09 | ビデオ上映 | 「アメリカ鉄道の旅」 | |
1996.03.01 | JREA中部ニュース(NO.96)発行 | ||
1995.11.15 | 見学会 | ||
1995.10.01 | JREA中部ニュース(NO.95)発行 | ||
1995.07.13 | 総会・講演会 | 「中部新国際空港構想とアクセス鉄道計画の方向」 | 竹内 伝史 |
1995.03.01 | JREA中部ニュース(NO.94)発行 | ||
1994.11.29 | 見学会 | ||
1994.09.01 | JREA中部ニュース(NO.93)発行 | ||
1994.07.12 | 総会・講演会 | 「21世紀に向かっての交通展望」 | 加藤 晃 |
1994.07.12 | ビデオ上映 | 「中国鉄道の旅」 | |
1994.03.18 | 見学会 | ||
1994.03.01 | JREA中部ニュース(NO.92)発行 | ||
1993.10.21~ 1993.10.22 |
見学会 | ||
1993.09.01 | JREA中部ニュース(NO.91)発行 | ||
1993.07.09 | 総会・講演会 | 「世界空港鉄道アクセスについて」 | 廣田 良輔 |
1993.07.09 | ビデオ上映 | 「リニアテクノロジーガイド」 「のってみたいな しんかんせん(のぞみ君となかまたち)」 「ボリビア、ペルー鉄道の旅」 |
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1993.03.01 | JREA中部ニュース(NO.90)発行 | ||
1993.02.12 | 見学会 | ||
1992.10.16 | 見学会 | ||
1992.10.01 | JREA中部ニュース(NO.89)発行 | ||
1992.07.15 | 総会・講演会 | 「広がるリニアの世界」 | 京谷 好泰 |
1992.07.15 | ビデオ上映 | 「スイス鉄道の旅(アルプス登山鉄道と氷河特急)」 「スペイン鉄道の旅(マドリッド発、南スペインの旅)」 「ニュー新幹線(のぞみ)ON」 |
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1992.03.01 | JREA中部ニュース(NO.88)発行 | ||
1991.11.01 | JREA中部ニュース(NO.87)発行 | ||
1991.10.18 | 見学会 | ||
1991.10.06 | 見学会 | ||
1991.07.12 | 総会・講演会 | 「21世紀中部圏の交通網計画」 | 加藤 晃 |
1991.07.12 | ビデオ上映 | 「明日へ翔るリニアエキスプレス」 「夢の(のりもの)CHSST」 |
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1991.03.20 | JREA中部ニュース(NO.86)発行 | ||
1990.11.19 | 見学会 | ||
1990.10.01 | JREA中部ニュース(NO.85)発行 | ||
1990.07.10 | 総会・講演会 | 「私の名古屋論」 | 重網 伯明 |
1989.11.09 | 見学会 | ||
1989.10.01 | JREA中部ニュース(NO.84)発行 | ||
1989.07.12 | 総会・講演会 | 「まぐろの話」 | 勝目 安昌 |
1989.07.12 | ビデオ上映 | 「明日へ翔るリニアエキスプレス」 「夢の(のりもの)CHSST」 |
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1989.02.01 | JREA中部ニュース(NO.83)発行 | ||
1988.11.10 | 見学会 | ||
1988.11.01 | 講演会 | 「リニアモーターカー技術の展望」 | 京谷 好泰 |
1988.09.01 | JREA中部ニュース(NO.82)発行 | ||
1988.07.13 | 総会・講演会 | 「瀬戸大橋の海中工事」 | 杉田 秀夫 |
1988.02.01 | JREA中部ニュース(NO.81)発行 | ||
1987.10.28 | 見学会 | ||
1987.09.01 | JREA中部ニュース(NO.80)発行 | ||
1987.08.06 | 設立・講演会 | 「最近の技術動向」 | 眞宅 正博 |